サイボーグは現実に作れる!?
NHKスペシャル 立花隆 最前線報告
サイボーグ技術が人類を変える
NHK総合 2005年11月5日 21:00-22:15
とっても怖い番組です。サイボーグってSFやアニメの中だけの話かと思ったら現実はかなりのところまで研究が進んでいます。
○腕ロボット
肩から下を失った方が腕ロボットを装着し操作する。ただし神経の信号をコンピューターが読み取って腕を動かしており、本人は普通に腕を動かすだけ。
○人口眼
視力を失った方がビデオカメラの映像をコンピューター処理し、直接脳に電極を差して伝えるというもの。研究者が亡くなったため中途半端だが、視神経はとても密度の濃い部分です。あんなもので見れるとはすごい。
○ロボット・スーツ
なんて健常者に人工的な足や腕を補助的に装着させ、その力をもの十倍まで増力させるというもの。電動自転車の仕組みと同じですが、神経から信号を受けているため、特別操作するという意識が無いという。足の力が弱った方のためもあるが、工事現場での活躍も期待されているという。つまり人間の体では無理だった力を出せるということ。しかも今年中に実用化を計画しているという。
○人口手
腕ロボットと同じものだが一つ違うのは指先にセンサーが付いており、それをコンピューター処理して触覚神経につないでいるというところ。したがって柔らかい感じとかが出せるようだ。
○脳深部刺激療法
脳の奥不覚に電極を刺し、コンピューター処理した電気刺激を与えることによって、パーキソン病、ジストニアなどが治るというもの。実際には病気が治るのではなく症状を抑えるというもので、番組ではシステムの電源を落とすとすぐに症状が現れ、電源を入れなおすと即座に症状が治まっていた。
○脳・コンピューターインターフェイス
脳に直接電極を差しその信号を解析することで、手足の動きを分析するというもの。上記の手や腕は末端神経から信号をとっていたが、脳から直接信号を受けるものである。サルの実験では脳から信号をとり腕ロボットを動かす実験をしており、見事に動いていた。人間で実験も行われ始めたようだ。
さらに脳に信号を送る実験も行われており、マウスの実験では快楽刺激を与えることでリモコン操作できるようになっていた。
○人口海馬
海馬は記憶する部分であるが、その信号処理をコンピューターでシミュレーションすることによって、人口海馬を作ろうというもの。これが実現すれば記憶の退避、入れ替えなども出来てしまう。
研究段階のものも多いですが、すでに実用化されているものや、実現間近のものも多いです。怖いのは軍事目的の研究が多いというのが一番怖いです。たぶんリモートロボットというのが実用的かもしれません。ロボットと人間の脳は接続され、リモートでロボットだけが戦争現場に行き戦う。操縦装置などによるリモート操作では感覚のずれなどがあり操縦性がいまいちだったが、脳とつながっているのだから、現場にいる感じで戦うことが出来る。しかもやられたとしてもロボットだけであり、人間が無事というのがこの技術の正当性を確保するには十分であろう。
人工授精と同じように人間としていいのかという問題があります。治療という名目だと結構何でも受け入れてしまいます。心臓ペースメーカーや人口内耳なんかは保険がききますが、よく考えれば大して変わらないような。
興味がある方は再放送をどうぞ。怖いです。NHKスペシャルにリンクを張ってありますが、写真だけでもゾクッとします。
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